暑中お見舞い申し上げます!
ご無沙汰してすいません。皆様お元気でしたか?
春から夏にかけて、学会(医者の勉強会)や研究会が沢山ありましたので、その報告はおいおいしますね。
さて、みなさん、体調管理はいかがですか?
最近は、空調設備の発達により、年中快適な温度に設定され(莫大な電力消費のもと)ています。
窓が開かない設計になっている電車や建物、そして開けようとしない人々。毎朝初電で通勤していますが、数名しか乗っていない電車も、冷房ギンギンです。今年は節電目標が無いからでしょうか?
ご承知のように、人間は恒温動物です。体温は常に36℃に保たれています。だから暑いときは発汗して気化熱を利用して体温を冷却します。欲望の赴くまま快適を追及していたら、やがて恒温維持が上手く出来なくなってしまうと思うんです。生物の掟で、使わなければ退化するもんね。
空調の整った部屋で、夜なのに明るくして、テレビに夢中もいいけど・・・一人ぐらい反抗してもいいでしょ・・って訳で、僕は早寝早起きを夏の課題としました。
仕事に追われ、ストレス三昧。体は都会生活で鈍りきっています。体が訴えている悲鳴(倦怠感)は、酒を飲んで忘れようとして、さらに体調不良に追い打ちをかけているんですよね。
人生、間違いなく1回限りです。どう使うのも自分の自由です。でも、やはり健康は大切です。自分の体は、自分で守らなければ、誰も守ってくれません。というわけで、時々リセットボタンを押しましょう。大丈夫、いかなる時でも、心がけ一つで未来は変えられます。実際、脳梗塞で倒れた患者さんで、自らの頑張りと工夫で日常生活を取り戻した姿を目の当たりにしました。
あきらめないこと、日々の心がけ で、健康が手に入る。運命を変えることより凄いと思います。
てなわけで、サボりがちだった早朝ジョギング再開しましたよ。ロンドンのシティを走るマラソン選手を見て、僕も街の中を走りたくなっちゃいました。
踵から着地して、足の平で大地を感じ、つま先で蹴る を意識して走りました。人間は動物です。適度に体を動かし野生に帰らないと・・ね!吹き出る汗が爽快です。冷房で出番が無かった汗腺が全開で働いています。最高だぜ!
今朝は、銀座往復コース(3.28マイル)ですが、わずか40分ちょっとのジョギングで800ml(体重前後で-800gだったので)の水分が、体から飛び出していきました。シャワーを浴びてもひとっきり汗が止まりません。うん、錆びきった体が燃えていることが実感できました。
人間は動物です。生物の掟に従わないと必ずしっぺ返しを食らいます。自分の体(健康)は、自分で守るしかありません。ほとんどの成人病は、自分で防げます。ただし欲望との戦いですが・・
もし地球の神様があなただったらどっちを長生きさせますか?倹しく環境に負担をかけないで生物と、傍若無人に環境を破壊しカロリーを大量に摂取する生物と。
やっぱり、上手く出来ているんですね。
そして、もう一つ、67年前の今日、広島に原子力爆弾が投下された日です。
いかなる理由があれ、人類が人類を殺し合う戦争は許されません。特に、この日、午前8時15分、原子力爆弾がさく裂した下には、女性や子供、お年寄り達の日常生活があったのです。非戦闘員を何十万人も殺したのです。如何なる理由があったにせよ戦争を行った日本、そして連合国は決して許されません。同じ間違いを起こさないようにしなければなりません。
マンハッタン計画(原子力爆弾製造)のリーダーであったOppenheimer(オッペンハイマー)博士は、原子力爆弾投下の現実を見て、The physicists have known sin and this is a knowledge which they cannot lose.(科学者は罪を知った)と。科学者だけではないと思うんですよね。The physicistsをThe humanと言い換えた方が良いでしょう。
とても難しいかも知れませんが、彼はその解決方法を示してくれています。
The peoples of the world must and shall be one, or else they shall inevitably destroy each other.
これが生物の掟、地球の掟だと思います。
2012年4月25日水曜日
第98回日本消化器病学会総会
学会は、主に春と秋に開催されます。週末に開催されることが多いため、木曜日や金曜日の外来が休診になることが多く、患者さんにはご迷惑をおかけしています。
学会は、学術交流や勉強の場です。
自分たちのやってきた治療成績をまとめ、他流試合を行うことによって、実績を検証することが出来ます。
また新しい治療法や疾患概念を学ぶこともできます。
ですから、日本全国から会員が集うわけです。さらに交流することによって、仲間が増えてお互いに頑張れるのです。僕らのような小さな病院に勤める勤務医は、病院の外に出て常に刺激を受けないと腐ってしまいます。
学会で休診になることもありますが、結果として皆様のお役にたてるので許してくださいね。
さて、今回の総会では、肝癌のポスターセッションで司会を担当させていただきました。
今回の総会は、初の試みとして”電子ポスター”でした。
「どんな風になるんだろう?」と思っていましたが、ポスターを掲示板ではなくPCで閲覧するというスタイルでした。
従来のポスター発表は、大きな模造紙にデータを記載し、体育館みたいな広いホールにずらっと並べて掲示してありました。ちょうど小学校の頃の夏休み自由研究発表を思い出して頂ければいいかと思います。
如何にして、自分のポスターの前で立ち止まってもらうか、せっかく発表しているんだから見てもらってナンボです。ですから、タイトルから内容まで、解り易く、他の先生の興味を引くように工夫しています。
学会の講演をずーっと座って聞いていると体が鈍ります。コーヒー片手に、ポスターを眺めながら大きな会場をぐるぐる歩くことが、知識の吸収や新たな発見につながり運動にもなります。お世話になっている先生方や後輩、そして友人たちに会える社交場でもあります。
写真は、初の試みの電子ポスター会場です。机にPCが並んで、PC相手に寡黙にパチパチ。従来のポスターと併用の方が良いかなと思いました。
今回の学会で、八島陽子先生が第25回日本消化器病学会奨励賞を授与されました。八島先生が、東大病院 消化器内科において、研究して発表した仕事です。生命に危険のある重篤な病気、急性膵炎は、すい臓がただれ、体を構成する蛋白質や脂肪を溶かす物質がすい臓から漏れ出す病気です。そのため内臓脂肪が多いほど、急性膵炎の重症例が多いことを証明した論文です。
写真は授賞式の八島先生です。
これからも皆で力を合わせ頑張ります。
2012年4月16日月曜日
肝臓いきいき教室を開催しました
今回は、栄養科の担当です。
肝臓いきいき教室は、各季節1回ぐらいの頻度で、病院各スタッフが持ち回りで講師となり、肝臓病を中心に、病気のこと、日常生活のこと、治療のこと、検査のことなど、出来るだけ解り易く解説していきます。
もちろん誰でも参加出来て無料です。お誘い合わせて是非参加してみて下さいね。
”肝臓病の食事の注意点”というお話をしました。
最近メタボ肝がんが増えています。太っていると、同じ肝炎でも発がんし易いですし、再発もし易いです。
いかに、美味しくカロリーを抑えるか? 難問ですね。
あと、腹水や浮腫がある場合は、塩分を抑えることになるんですが・・・和食は案外、塩分が濃いんですよね。
今回、栄養士さんに宿題を出しました。美味しく食べて、減塩、低カロリーのメニューを開発すること。
う~ん、楽しみ。しかも試食付にしてもらったから・・・次回の栄養科担当が楽しみですね。
今日の肝臓いきいき教室からの一コマ
ちょっと、栄養士さん緊張してますね?
リラックス、リラックスねっ!
ちょっとした工夫が良いみたい。
次回は試食付ですよ!是非、来てね!
意外とあるのんです漬物の塩分が。
飲み物の中に含まれる糖分です。砂糖に換算するとこんなにあります。
意外とあるんです!糖分が!!
もちろん誰でも参加出来て無料です。お誘い合わせて是非参加してみて下さいね。
2012年4月13日金曜日
2012年4月2日月曜日
平成24年度の幕明けです。
平成24年4月1日 日曜日
皆さん、こんにちは。
昨日は、春の嵐でしたが、今日は快晴でしたね。
杏雲堂病院の杏も本日満開です。
「今年度も今日の天気のような素晴らしい1年になりますように・・・」
満開の杏の花を見上げながらお祈りしました。
昨年度1年間、帝京大学溝の口病院から研修に来てくれた梶山祐介先生が、逞しく成長し大学病院に戻られました。大学病院では、当科で学んだことと、持ち前の実直で穏やかな性格を生かし、診療や研究そして後輩の育成に全力投球してくれることでしょう。今後の活躍が楽しみです。
爽やかな休日、春の陽光に誘われ浅草まで隅田川テラスをジョギングしました。
両国橋の中央から、浅草方面を写しました。写真右端の高速道路下が河川敷公園となっています。信号も車もいない、春のうららの隅田川コースです。気持ちよかったーぁ!
さあ、新年度、新学年、新年度の始まりです。生物も新しい息吹を始めます。
やはりこの時期に新年度が始まらなとね・・・。欧米が全ての基準ですか?
日本には日本の良さがあります。古くから培った日本の風習を、さした議論もなく捨て去るのはもったいないと思いますよ。
文化は、其処に住んでいる人が創ります。その土地の自然環境に育まれ、長い歳月をかけて継承され、成長します。
その土地の独自文化が効率の追求だけで無くなってしまうことが良いことでしょうか?欧米諸国が9月新学年開始なら、その時間差を利用して、お互いの文化を学べば良いと思います。
その国の文化を知ること、尊重することは、相互理解に不可欠と思います。
明治維新で捨て去られた貴重な日本文化が里帰りしています。近日中に上野に出向き堪能したいと思います。
新学年、新学期の始まりから、脱線しましたが、今年度も素晴らしい1年にしましょうね。
新しい未来を、一緒に築きましょう!
皆さん、こんにちは。
昨日は、春の嵐でしたが、今日は快晴でしたね。
杏雲堂病院の杏も本日満開です。
「今年度も今日の天気のような素晴らしい1年になりますように・・・」
満開の杏の花を見上げながらお祈りしました。
昨年度1年間、帝京大学溝の口病院から研修に来てくれた梶山祐介先生が、逞しく成長し大学病院に戻られました。大学病院では、当科で学んだことと、持ち前の実直で穏やかな性格を生かし、診療や研究そして後輩の育成に全力投球してくれることでしょう。今後の活躍が楽しみです。
爽やかな休日、春の陽光に誘われ浅草まで隅田川テラスをジョギングしました。
両国橋の中央から、浅草方面を写しました。写真右端の高速道路下が河川敷公園となっています。信号も車もいない、春のうららの隅田川コースです。気持ちよかったーぁ!
さあ、新年度、新学年、新年度の始まりです。生物も新しい息吹を始めます。
やはりこの時期に新年度が始まらなとね・・・。欧米が全ての基準ですか?
日本には日本の良さがあります。古くから培った日本の風習を、さした議論もなく捨て去るのはもったいないと思いますよ。
文化は、其処に住んでいる人が創ります。その土地の自然環境に育まれ、長い歳月をかけて継承され、成長します。
その土地の独自文化が効率の追求だけで無くなってしまうことが良いことでしょうか?欧米諸国が9月新学年開始なら、その時間差を利用して、お互いの文化を学べば良いと思います。
その国の文化を知ること、尊重することは、相互理解に不可欠と思います。
明治維新で捨て去られた貴重な日本文化が里帰りしています。近日中に上野に出向き堪能したいと思います。
新学年、新学期の始まりから、脱線しましたが、今年度も素晴らしい1年にしましょうね。
新しい未来を、一緒に築きましょう!
2012年3月11日日曜日
地球と人間 偶然と運命
みなさん こんにちは
東日本大震災から、1年が経ちました。被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、不幸にも亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
前にもお話しましたが、未だ僕たち人類は、自然(運命かも)に翻弄されています。しかしその都度、人類に授けられた知恵と工夫で乗り切ろうと努力してきました。その結果、今があると思います。
災害も病気も、諦めないで、置かれた環境でベストを目指すことが大切だと思います。
このところの報道で「首都圏直下型地震到来」「放射能汚染」「新型感染症猛威」「国家財政破たん」などの見出しが踊り、私たちの気持ちは沈み、明日が不安、将来が不安、という気持ちでいっぱいになってしまいますね。
でも私たち人類は知恵と工夫を共有し多くの困難を乗り越え生き残ってきました。医学的に言えば、スペインかぜなどの感染症に勝ち残った強い個体が生き残り、子孫を残す。生物は、その場その場の環境に適応するよう進化をし続け生存し続けているんですね。
今、僕は46歳。地球は誕生から46億年と言われています。
むかーし、昔、46億年前、ガス状の原子太陽系星雲の中で、個体粒子が集まって無数の惑星となり、これらが衝突と合体を繰り返し地球が誕生しました。
地球の誕生から今日までを1年に例えると、私達人類が生まれたのは、12月31日午後11時37分のことだそうです。地球の歴史を1年に例えると人類の歴史はわずか23分です。
地球も生きていて、私たちとは比較にならない時間の中でゆっくり成長しているんです。
地球の表面は、15枚ぐらいで出来たプレートと言われる薄皮(地球にとって)で覆われています。そのプレートが成長し移動しぶつかり合うことで地殻変動がおこるんですね。だからあのエベレスト山頂も、わずか5億年前は海の底だったわけです。
地球の営みの中で、地殻変動や氷河期など、生物は常に絶滅の危機にさらされながら進化し、子孫を残してきたんです。そして僕たちが今いるんです。
地球の営みと比較すると、僕たちに与えられた時間は、あまりにもわずかです。
でも知恵を絞り、工夫して、明るく楽しく着実に努力して、今日一日を一生懸命、悔いのないよう生きましょう。この積み重ねが人類の歴史を創っていくんです。人類の歴史の1ページが僕らの人生です。
平成24年3月11日も、もう少しで幕を閉じます。3月12日も一生懸命生きて、素晴らしい一日にしたいですね。そう、偶然と運命の中で、それでも努力して素晴らしい時にしたいんです!
東日本大震災から、1年が経ちました。被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、不幸にも亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
前にもお話しましたが、未だ僕たち人類は、自然(運命かも)に翻弄されています。しかしその都度、人類に授けられた知恵と工夫で乗り切ろうと努力してきました。その結果、今があると思います。
災害も病気も、諦めないで、置かれた環境でベストを目指すことが大切だと思います。
このところの報道で「首都圏直下型地震到来」「放射能汚染」「新型感染症猛威」「国家財政破たん」などの見出しが踊り、私たちの気持ちは沈み、明日が不安、将来が不安、という気持ちでいっぱいになってしまいますね。
でも私たち人類は知恵と工夫を共有し多くの困難を乗り越え生き残ってきました。医学的に言えば、スペインかぜなどの感染症に勝ち残った強い個体が生き残り、子孫を残す。生物は、その場その場の環境に適応するよう進化をし続け生存し続けているんですね。
今、僕は46歳。地球は誕生から46億年と言われています。
むかーし、昔、46億年前、ガス状の原子太陽系星雲の中で、個体粒子が集まって無数の惑星となり、これらが衝突と合体を繰り返し地球が誕生しました。
地球の誕生から今日までを1年に例えると、私達人類が生まれたのは、12月31日午後11時37分のことだそうです。地球の歴史を1年に例えると人類の歴史はわずか23分です。
地球も生きていて、私たちとは比較にならない時間の中でゆっくり成長しているんです。
地球の表面は、15枚ぐらいで出来たプレートと言われる薄皮(地球にとって)で覆われています。そのプレートが成長し移動しぶつかり合うことで地殻変動がおこるんですね。だからあのエベレスト山頂も、わずか5億年前は海の底だったわけです。
地球の営みの中で、地殻変動や氷河期など、生物は常に絶滅の危機にさらされながら進化し、子孫を残してきたんです。そして僕たちが今いるんです。
地球の営みと比較すると、僕たちに与えられた時間は、あまりにもわずかです。
でも知恵を絞り、工夫して、明るく楽しく着実に努力して、今日一日を一生懸命、悔いのないよう生きましょう。この積み重ねが人類の歴史を創っていくんです。人類の歴史の1ページが僕らの人生です。
平成24年3月11日も、もう少しで幕を閉じます。3月12日も一生懸命生きて、素晴らしい一日にしたいですね。そう、偶然と運命の中で、それでも努力して素晴らしい時にしたいんです!
2012年2月10日金曜日
本当の資源 追記
みなさん こんにちは。
今朝のNHK報道によりますと、日本海側などの大雪を受け、国土交通省は、道路の除雪費として合わせて100億円余りの交付金を各自治体に配分する方針を固めたそうです。よかったですね。
本当の資源 その3でお話したように、豪雪地帯に降り積もった雪の恩恵を受けているので、支えあい が必要です。
国と地方自治体が、いがみ合うのではなく、支えあう。中央政府と地方行政の役割分担を相談して、無駄な重なりをなくしていけば良いと思いますね。
どこも同じ、上手く、わかってもらえるように説明 しないと、誤解されてしまいます。面白がって、ちゃちゃを入れる人も、ちゃっかり利用する人いますから、ねっ、橋下さん。
さあ、今日の午後は帝京ちば医療センターで学生の講義です。 ”国試必勝 受験勉強法” を伝授してきます。
今朝のNHK報道によりますと、日本海側などの大雪を受け、国土交通省は、道路の除雪費として合わせて100億円余りの交付金を各自治体に配分する方針を固めたそうです。よかったですね。
本当の資源 その3でお話したように、豪雪地帯に降り積もった雪の恩恵を受けているので、支えあい が必要です。
国と地方自治体が、いがみ合うのではなく、支えあう。中央政府と地方行政の役割分担を相談して、無駄な重なりをなくしていけば良いと思いますね。
どこも同じ、上手く、わかってもらえるように説明 しないと、誤解されてしまいます。面白がって、ちゃちゃを入れる人も、ちゃっかり利用する人いますから、ねっ、橋下さん。
さあ、今日の午後は帝京ちば医療センターで学生の講義です。 ”国試必勝 受験勉強法” を伝授してきます。
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