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2014年6月14日土曜日

第2回 肝硬変診療研究会

みなさん、こんにちは!
いかがお過ごしですか?

 昨日は、学生時代の同級生である藤川博敏先生に呼んでいただき、”肝臓病教室の立ち上げと運営の仕方” ついて、講演させて頂きました。

 患者さんに、ご自身の病気について、しっかりと理解して頂き、一緒に治療に参加して頂きたいと思っています。

これからも宜しくお願いします!





2010年5月30日日曜日

ミリプラ (仕事)

5月17日月曜日




 大日本住友製薬で進行肝細胞がんについて教育講演をしました。

 これは、”ミリプラ”という新しい抗癌剤が発売されたためです。

 ミリプラは、リピオドールとミリプラチン(抗癌剤)の混和薬です。リピオドール(ヨード化ケシ油脂肪酸エチルエステル)は、肝細胞がんに取り付く性質のある特殊な油です。従来からこの油にシスプラチンという抗癌剤を混ぜて肝動脈から注入して肝臓がんを治療する方法がありました。

 しかし従来のシスプラチン製剤は水溶性であったため、当然、油性のリピオドールと分離してしまう欠点がありました。

 ミリプラチン(国立がんセンター研究所で開発された)は、シスプラチンと同様の抗癌作用を持ちながら油性であることが特徴です。このためミリプラチンをリピオドールと懸濁することによって抗癌剤を腫瘍に停滞させて徐放することが出来ます。つまり腫瘍局所の抗腫瘍効果を高め、全身性の副作用を軽減することが可能となったわけです。

 今後、実際に臨床の場に登場して、効果はどうか?副作用はどうか?検討されていくと思われます。抗癌剤も進化していますので、諦めないで一緒に頑張りましょう。

2009年7月30日木曜日

釧路医師会 学術講演会

7月17日 金曜日
 釧路医師会主催 日本医師会生涯教育講座 学術講演会で講演させて頂きました。


 消化器内科以外の先生方もご参加頂きましたので、血小板数から推測するC型肝発癌率を中心に、進行がんの治療に偏らないように配慮させて頂きました。

 進行がんの治療や心臓病の手術など比較的脚光を浴びやすい領域です。しかし本当に大切なことは脚光を浴びることの少ない地元で黙々と患者さんと向かい合っている開業の先生方や地方病院に勤務され、第一線で頑張っている先生方の存在です。我々の領域でも、検診で肝炎を発見して頂き病院と診療所が連携して適切な治療が行われれば発癌を抑止することが出来ますし、肝癌の死亡者数も減らすことが出来ます。難しい心臓の手術も同じです。地道ですが高血圧や糖尿病、高脂血症のコントロールそして禁煙の励行などで病気を未然に防ぐことが本来の姿であり、現場の先生方が真の脚光を浴びるべきと思いました。

 医師不足の波は道東では深刻です。釧路から根室間約120km離れているのですが、1日1往復、根室から釧路まで通院専用バスが出ているそうです。朝、根室を出て2時間以上かけて釧路の3病院(市立、労災、日赤)を回り、夕方、再び2時間かけて根室に帰るそうです。同様に利尻から往復4時間かけてIFN治療を行っている患者さんも少なくないようです。冬の厳しさを考えると想像を絶します。釧路市内でも循環器の先生は市立病院に集まって医師自ら集約したそうです。行政任せにせず、誰が悪いかではなく、住民(患者さん)と医師が、日本のより良い医療のため、真剣に考える時が来たようです。

 早朝のジョギングで、かつて日本一の水揚げ量を誇った港の跡地を走りながら、自分に何が出来るか?考えさせられました。


かつて、水産加工場などで賑わっていた街並も駐車場となった空地が目立ちます。

年輪を刻んだ港のレンガ倉庫

 懇親会の後、釧路川沿いの炉端焼き「鱗」に行きました。炉の炭明かりの前で凛とした和服の女将さんが道東の海の幸、山の幸を焼いてくれました。頑張っている女将さんに元気をもらった気がしました。

 最後になりましたが、座長を務めて頂きました釧路労災病院副院長の宮城島拓人先生には大変お世話になりました。この場を借りまして感謝申し上げます。


帰りの釧路空港にあったふくろうのオブジェ

ふくろうは福老にかけて、豊に年を重ねる、不老長寿のお守りだそうです。
ギリシャ神話にも学芸と知性を司る鳥として縁起が良いとされています。


2009年5月19日火曜日

バイエル 東京営業所 での講演

5月14日 バイエル 東京営業所において、進行肝細胞癌の治療について講演させていただきました。ソラフェニブ(ネクサバール)の肝細胞癌への適応拡大が間近に迫っています。抗がん剤は両刃の剣です。適応を誤ると重篤な有害事象が出現する恐れがあります。Child-Pugh Aに限定するような適応基準を決め、安全かつ最大限の有効性を引き出せるよう議論しました。