2012年3月11日日曜日

地球と人間 偶然と運命

みなさん こんにちは

東日本大震災から、1年が経ちました。被災された方々にお見舞いを申し上げるとともに、不幸にも亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

前にもお話しましたが、未だ僕たち人類は、自然(運命かも)に翻弄されています。しかしその都度、人類に授けられた知恵と工夫で乗り切ろうと努力してきました。その結果、今があると思います。

災害も病気も、諦めないで、置かれた環境でベストを目指すことが大切だと思います。

このところの報道で「首都圏直下型地震到来」「放射能汚染」「新型感染症猛威」「国家財政破たん」などの見出しが踊り、私たちの気持ちは沈み、明日が不安、将来が不安、という気持ちでいっぱいになってしまいますね。

でも私たち人類は知恵と工夫を共有し多くの困難を乗り越え生き残ってきました。医学的に言えば、スペインかぜなどの感染症に勝ち残った強い個体が生き残り、子孫を残す。生物は、その場その場の環境に適応するよう進化をし続け生存し続けているんですね。

今、僕は46歳。地球は誕生から46億年と言われています。

むかーし、昔、46億年前、ガス状の原子太陽系星雲の中で、個体粒子が集まって無数の惑星となり、これらが衝突と合体を繰り返し地球が誕生しました。

地球の誕生から今日までを1年に例えると、私達人類が生まれたのは、12月31日午後11時37分のことだそうです。地球の歴史を1年に例えると人類の歴史はわずか23分です。

地球も生きていて、私たちとは比較にならない時間の中でゆっくり成長しているんです。

地球の表面は、15枚ぐらいで出来たプレートと言われる薄皮(地球にとって)で覆われています。そのプレートが成長し移動しぶつかり合うことで地殻変動がおこるんですね。だからあのエベレスト山頂も、わずか5億年前は海の底だったわけです。

地球の営みの中で、地殻変動や氷河期など、生物は常に絶滅の危機にさらされながら進化し、子孫を残してきたんです。そして僕たちが今いるんです。

地球の営みと比較すると、僕たちに与えられた時間は、あまりにもわずかです。

でも知恵を絞り、工夫して、明るく楽しく着実に努力して、今日一日を一生懸命、悔いのないよう生きましょう。この積み重ねが人類の歴史を創っていくんです。人類の歴史の1ページが僕らの人生です。

平成24年3月11日も、もう少しで幕を閉じます。3月12日も一生懸命生きて、素晴らしい一日にしたいですね。そう、偶然と運命の中で、それでも努力して素晴らしい時にしたいんです!