2012年12月30日日曜日

12月13日木曜日

 杏雲堂病院の クリスマス会 が開催されました。

病棟の患者さんには、看護スタッフがタップリ愛情を込めて用意してくれた クリスマスカード と栄養科が丹精込めて焼き上げた 手作りマカロン が、プレゼントされました。


さて、今年の サンタさん は、誰でしょう?



(ちょっと、太めのサンタさん。もちろん中に餡子が入っているんですよ!最近太り気味ですが、ここまで丸くないからねっ!)

 サンタさんが街にやって来た! ならぬ、サンタさんが病棟にやって来た!



 サンタさんが、一人ひとりの患者さんに声をかけて、プレゼントを渡しています。看護スタッフの後押しもあって、サンタさん ノリノリ ですねっ!



 「早く元気になって、お家に帰ろうね」 って、言ってます。患者さん達は、満面の笑みでサンタさんを迎えてくれます。心が通い合うひと時です。


病棟のスタッフに囲まれ、嬉しそうなサンタさん。おじいちゃんなのにやっぱり女性に囲まれると、デレデレ なんですね。

 特にこの日は、看護学校の実習生も来ていたので賑やかでしたね。彼女たちの思い出の一コマに残ったらいいですね。

 この後は、病院ロビーにおいて クリスマス・コンサート が、行われました。

今年も昨年に引き続き 廣瀬清隆さん による ”ピアノと迎える聖夜” です。


廣瀬清隆さん は、製薬会社にお勤めになっていますが、趣味のピアノは 玄人はだし です。

自らの肝炎を、自身が勤務されている会社の薬(インターフェロン)で治療して 完治 しました。

このことが、ご縁で演奏して頂きました廣瀬さんは闘病中に得たさまざまな人たちからの励ましへの感謝として、コンサートチケットの売り上げの一部を杏雲堂病院肝炎研究基金に寄付して頂いてますし、今回の演奏会も協力して頂きました。この場を借り、感謝申し上げます。
 
お陰様で大盛況なクリスマスイベントでした。みなさん、ありがとう!

きっと、来年もサンタさんが来ると思うよ!

Merry Christmas!」ってね。


2012年12月2日日曜日

運と不運

みなさん、こんにちは

 今日は、中央自動車道 笹子トンネルの天井が崩落するという惨事が起こりました。
毎週1-2往復(電車ですが)している僕にとって、とても他人事ではありません。まず亡くなった方のご冥福をお祈りするとともに、けがをされた方々の早期な回復をお祈りいたします。


 高速道路なので車は時速80kmで走ります。1秒で22m, 5秒で110mも走り抜けます、
なので、わずかに数秒で巻き込まれるか否か、運命の分かれ道 です。

朝、元気に家を出た人が、たまたま惨事に巻き込まれてしまいました。

誰が、今日、惨事に巻き込まれると予想できたでしょうか。誰一人として、予想はできません。

 日々の生活の中で、「何かあったらどうしよう?」 と、不安が無いといえばウソになりますが。クヨクヨしても始まりません。

 成るようにしかならないんだと思います。だから、今、この時を 精一杯生きていきたい と思います。
悔いのないように、ねっ!

2012年12月1日土曜日

椎名先生 教授就任

東京大学消化器内科在籍中に大変お世話になった 椎名秀一朗先生 が、本日付けで順天堂大学消化器内科教授に就任されました。

椎名先生は、肝癌の局所療法の第一人者であり多くの患者さんを救ってきました。一人ひとりの患者さんと真摯に向き合い、肝臓がんを針一本(ラジオ波焼灼療法)できちんと治す妥協のない診療姿勢は、私ども後輩の手本になっています。

椎名先生がいなければ、間違いなく今の僕はなかったと思います。これからも益々頑張っていただきたいと思います。

順天堂大学付属順天堂医院での外来診療は、毎週火曜日午前と木曜日午後です。

受診を希望の方は、こちら をご覧下さいね。

椎名先生のご栄転に伴い、当科の佐藤隆久先生が順天堂大学に移動することになりました。
佐藤隆久先生はこれまで当科の中核で働いてくれました。お疲れ様でした。そして有難うございました。

 佐藤先生は学生の頃から椎名先生を慕って東京大学消化器内科に入局しました。今回念願が叶い、椎名先生の右腕として働く機会を得ました。是非、頑張っていただきたいと思います。

先日、隆久先生の壮行会を行いました。場所は杏雲堂病院のすぐそばにある、周恩来元首相が日本留学時代に通った100年続く老舗の中華料理屋さん 漢陽楼 です。



隆久先生へ
周恩来元首相(日中国交正常化をはたした器の大きい政治家です)の名言より、はなむけの言葉とします。

第一に、「よく目を使うこと。」
第二に、「よく耳を使うこと。」
第三に、「よく口を動かすこと。」
第四に、「よく手を動かすこと。」
第五に、「よく足を動かすこと。」

苦しみを甘んじて受け、耐え忍んで強くなってきた人間こそ、この世で一番強い人間なのだ。