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5月7日から9日にかけて第95回日本消化器病学会総会が札幌で開催されました。
当科からは小尾が参加し、細胆管細胞癌のセッションを司会させていただきました。細胆管細胞癌(cholangiolocellular carcinoma, CoCC)は肝細胞、胆管細胞両者に分化する能力をもつ、ヘーリング管に存在する細胆管細胞(oval cell)の癌とされています。CTでは造影剤の染まりが遷延してしまい血管腫と鑑別が問題となったケースがあり、いくつかの画像診断の組み合わせが診断上有効と報告されました。細胆管細胞癌は肝細胞癌と比較し硬い腫瘍なので将来フィブロスキャンで鑑別できれば理想的だと思いました。
北海道は春爛漫で花が一斉に咲き誇り、新緑も日差しを浴びて眩しいくらいでした。厳しい冬を越え春を迎えた喜びに溢れていました。帰りに北海道大学のクラーク博士像を訪ねました。"Boys be ambitious!" と語ってくれました。頑張ります。
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