いかがお過ごしですか?
思うところがあって、だいぶ間が空いてしまいましたが、再開しますので宜しかったらご覧ください。
病院の年末は、ある意味大変です。
状態の悪い患者さんもいらっしゃいます。人生最後の年越しになりそうな方も当然いらっしゃいます。ですから出来るだけ、ご家族で新年を迎えられるようにと努力しています。ですから大晦日ギリギリまで病院で治療しています。
さて、そんな年の瀬を無事に乗り切り、新春を迎えました。今年は暖かくて良かったですね。
八ヶ岳南麓より見た平成28年元旦の赤富士(朝焼けで山肌が赤く反射します)です。
今年も父の名代で、実家のある集落(山梨県北杜市長坂町中丸 柿平集落)の新年御例会に参加しましたので、その様子を昨年に続き、お伝えしますね。
朝8時に集落の中心にある諏訪神社に集合して”新年御例会”を執り行います。
土地柄、信州諏訪に近いので、氏神様が諏訪神社になったのだと思います。集落の中心に諏訪神社があります。
昨年は寒くて大変でしたが、今年は暖かく穏やかな新年を迎えられました。
集落の住民が集まり、お互いに無事平穏に新年を迎えられたことを祝い、今後の繁栄を祈願します。
海の無い山国では、お魚は御馳走です。昔は物流も限られ、まして冷蔵なんて無いので、”煮干し”でも御馳走です。
煮干しを肴にして、お神酒で乾杯です。ご例会の最後は万歳三唱で〆られます。
その後、皆で共同墓地にお参りに行きます(集落のはずれに共同墓地があります)。
このお石塔が共同墓地の一番奥にあります。集落全体の道祖神です。この周囲に個人のお墓が並びます。江戸時代からのお石塔がありますので、400-500年の歴史があります。
共同墓地から見た甲斐駒ケ岳と赤石山脈です。
お墓の裏手は八ヶ岳。八ヶ岳南麓の日当たりの良い場所に、ご先祖様は眠っています。
お墓参りも終わり、さあお正月の祝宴です。
庭の南天も真っ赤な実がたわわに実っています。
南天の花言葉は”良い家庭”だそうです。
江戸時代から続く恒例行事ですが、今年は里帰りした(僕も一応その一人ですが)若者たちがいくつになった?どこに住んでるの?とか言いながら、結婚して嫁さん連れてきた!って話しているのを聞いて、微笑ましく思いました。
穏やかな初春の一コマでした。
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