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2016年1月1日金曜日

平成28年 明けましておめでとうございます。

みなさん、こんにちは!
いかがお過ごしですか?

思うところがあって、だいぶ間が空いてしまいましたが、再開しますので宜しかったらご覧ください。

 病院の年末は、ある意味大変です。
状態の悪い患者さんもいらっしゃいます。人生最後の年越しになりそうな方も当然いらっしゃいます。ですから出来るだけ、ご家族で新年を迎えられるようにと努力しています。ですから大晦日ギリギリまで病院で治療しています。

 さて、そんな年の瀬を無事に乗り切り、新春を迎えました。今年は暖かくて良かったですね。


八ヶ岳南麓より見た平成28年元旦の赤富士(朝焼けで山肌が赤く反射します)です。


 今年も父の名代で、実家のある集落(山梨県北杜市長坂町中丸 柿平集落)の新年御例会に参加しましたので、その様子を昨年に続き、お伝えしますね。

 朝8時に集落の中心にある諏訪神社に集合して”新年御例会”を執り行います。

土地柄、信州諏訪に近いので、氏神様が諏訪神社になったのだと思います。集落の中心に諏訪神社があります。


 昨年は寒くて大変でしたが、今年は暖かく穏やかな新年を迎えられました。

集落の住民が集まり、お互いに無事平穏に新年を迎えられたことを祝い、今後の繁栄を祈願します。


  海の無い山国では、お魚は御馳走です。昔は物流も限られ、まして冷蔵なんて無いので、”煮干し”でも御馳走です。


煮干しを肴にして、お神酒で乾杯です。ご例会の最後は万歳三唱で〆られます。



その後、皆で共同墓地にお参りに行きます(集落のはずれに共同墓地があります)。


このお石塔が共同墓地の一番奥にあります。集落全体の道祖神です。この周囲に個人のお墓が並びます。江戸時代からのお石塔がありますので、400-500年の歴史があります。


共同墓地から見た甲斐駒ケ岳と赤石山脈です。


お墓の裏手は八ヶ岳。八ヶ岳南麓の日当たりの良い場所に、ご先祖様は眠っています。


お墓参りも終わり、さあお正月の祝宴です。

庭の南天も真っ赤な実がたわわに実っています。


南天の花言葉は”良い家庭”だそうです。

江戸時代から続く恒例行事ですが、今年は里帰りした(僕も一応その一人ですが)若者たちがいくつになった?どこに住んでるの?とか言いながら、結婚して嫁さん連れてきた!って話しているのを聞いて、微笑ましく思いました。

穏やかな初春の一コマでした。



2015年1月1日木曜日

あけましておめでとうございます

みなさん、こんにちは。
いかがお過ごしですか?

平成27年 西暦2015年 の幕開けです。

皆様にとって、素晴らしい1年になりますよう祈願いたします。

八ヶ岳南麓(山梨県北西部)にある実家から見た初日の出です。

薄らと雪化粧するほど寒い朝ですが、暖かい日差しが新年を届けてくれました。



今日は、山里に伝わる風習を紹介したいと思います。

元日の早朝、集落(実家の辺りでは部落と呼んでいます)の氏神さまに、皆でお参りします。

家のすぐ裏に諏訪神社があります。諏訪信仰を中心とする神道が部落の信仰です。


午前8時に部落の人たちが集まってきます。社こそ建て直して新しいですが、周囲の石像がいにしえの姿をとどめています。


賀詞交換を行ってから、二礼二拍手一礼で、皆で氏神さまにお祈りします。


お祈りの後は、乾杯です。山里ですから魚は御馳走です。海に囲まれた世間では、「鰯の頭も信心

から」と、鰯の頭のようにとるにたらないようなものでも、信じる気持ちがあれば尊いものに見えると

いう意味で使われているようですが、この辺りは山里ですから魚は御馳走です。昔でも手に入った

煮干しを肴にして、お神酒を頂きます。

その後、”万歳三唱” して閉会です。


その後、部落の共同墓地に移動して、ご先祖様のお墓参りをして解散です。

以前に、撮ってあった部落の墓地の様子です。


厳しい自然の中で暮らしてきた人々の互助精神と信仰が、今の時代にも受け継がれています。

現代が失いかけている、重要な風習だと思いました。

2010年1月3日日曜日

あけましておめでとうございます。

平成21年 寅年

 新しい年の始まりです。我々肝がんの領域では、昨年はネクサバールという抗がん剤が登場しました。今年はミリプラという抗がん剤が新たに登場する予定です。医療に携わる全ての人々の弛まぬ努力が、明日の生きる希望を繋ぎます。朝日に負けないぐらい輝く一年にしたいと思います。

 
 初詣でいくつか神社を参拝しました。皆様が元気で長生きできるようにお祈りしてきました。
今年は日本経済も立ち直って欲しいという願望も兼ねて、伏見稲荷にお参りしました。
写真は病気平癒守です。今年も、精一杯生きましょう。