2009年10月3日土曜日

SURF トライアル記念肝癌学術講演会のお知らせ



 臨床試験に関連してもう一つの比較試験を紹介します。

SURF(サーフ)試験です。

SURF=Efficacy of Surgery vs Radio-frequency ablation on primary hepatocellular carcinoma

初発肝細胞癌に対する肝切除とラジオ波焼灼療法の有効性に関する多施設共同並行群間無作為化比較試験

 どういう試験か? 2005年版肝細胞癌治療アルゴリズムによると肝障害度Bで2cm以内単発もしくは肝障害度A,Bで3cm以内2-3個の場合、肝切除とラジオ波焼灼療法は併記されていて、どちらの治療法の方がより有効なのか不明です。長らく学会で討論されていましたが、これも質の高い比較試験を行わなければ結論を導くことが出来ません。そこで東京大学病院の肝胆膵外科と消化器内科が中心となり多施設共同で比較試験を行うことになりました。初発の肝細胞癌で肝機能や腫瘍径・個数などが基準を満たす患者さんは、無作為に治療法が振り分けられ安全性と有効性が検討される試験です。
 この試験に先立って”SURF トライアル記念肝癌学術講演会”が東京大学鉄門記念講堂で10月24日に開催されます。詳細は東大病院のお知らせを参照下さい。四柳宏先生、斉藤明子先生、有井滋樹先生、國土典宏先生、長谷川潔先生、椎名秀一朗先生、幕内雅敏先生(発表順)が講演されます。
 

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