2011年11月14日月曜日

讃岐で講演してきました。

「第56回香川肝腫瘍カンファレンス」が、11月12日土曜日に開催されました。香川県立中央病院や高松赤十字病院を中心とした肝臓がんを治療しているコアな仲間と予定時間をオーバーし本音トークでディスカッションできました。

昨今の学会では、暗黙の社会的制約があり、なかなか本音で話し合えません。同業者どうし、患者さんのためにどうすべきなのか、疑問を投げかけ合い、討論しました。まだまだ解決していないことが山盛りで、多くの課題を頂きました。有意義なカンファレンスでした。


さて、カンファレンスの後は、お楽しみの第二ラウンドです。会場は "海の台所 たこつぼ" です。高口先生いわく「気どらない美味しい居酒屋さんだから、楽しみにしていてね。先生(僕のこと)も、きっと気に入ると思うよ」って、連れてってくれました。

店の前に、「ばばあ鍋始めました」と張り紙してありました。-ばばあ鍋って何だ?女将さんが○○○ってこと?と思い暖簾をくぐると美しい女将さんがいらっしゃいました。ばばあとは魚の名前のようです。しかも板長ブログによると、昨日はその女将さんの誕生日だったようです。おめでとうございます。
さすがは、海の台所。新鮮な魚を、ガツンと食べさせてくれます。
「魚とくれば猫でしょ」ってことで「山ねこ」を飲みながら、讃岐の仲間と親交を深めました。喜田先生の経験談や若い先生たちとの活力みなぎる話で盛り上がりました。

「先生、〆に”うどん”行きましょう。良い店が近くにあるんですよ。」 「はいはい、行きましょ、行きましょ!」
東京だと〆はラーメン、讃岐だと う・ど・ん (こっちのが健康的?)
第3ラウンドです。その店は週末の夜のためか列が出来ていました。さすがは、うどん。回転が速い。ほどなく入れました。
カレーうどんがこの店の名物とのこと。お腹いっぱいだったのに、ペロリと完食!ワイシャツに黄色い汁もしっかり飛ばして。

ちょっと、カロリーオーバー気味ですが、充実した讃岐の夜は更けていきました。

香川県立中央病院の高口浩一先生、喜田医院の喜田恵冶先生、高松赤十字病院の小川力先生、大原芳章先生、三豊総合病院の守屋昭男先生。大変お世話になりました。この場を借りて感謝申し上げます。

 研究会会場に向かうため、わずか5分ほどですが琴電に乗りました。今年で開業100周年です。
時代の風雪に耐え、今日もローカル線を真面目にコトコト走っています。
100周年記念ポスターの働く男たちの姿には、心を打たれます。労働世代の生活保護や失業、一方で極端な利益崇拝、給料格差(この場合貰い過ぎ)が、社会問題になっていますが、真面目に働く美しい姿を是非見てください。写真家GABOMIさんが、言葉にできない大切な日常の一コマを私たちに伝えてくれます。

 写真家の後に気が引けますが、琴電高松築港駅の隣、玉藻公園(旧高松城)で菊まつりが開催されていました。美しい日本の秋を象徴する花です。よろしかったらご覧くださいね。
 余談ですが、このお城、お堀は瀬戸内海の海水を引いています。普通、お城の堀には鯉ですが、ここは鯛ですよ!黒鯛!



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