2012年12月1日土曜日

椎名先生 教授就任

東京大学消化器内科在籍中に大変お世話になった 椎名秀一朗先生 が、本日付けで順天堂大学消化器内科教授に就任されました。

椎名先生は、肝癌の局所療法の第一人者であり多くの患者さんを救ってきました。一人ひとりの患者さんと真摯に向き合い、肝臓がんを針一本(ラジオ波焼灼療法)できちんと治す妥協のない診療姿勢は、私ども後輩の手本になっています。

椎名先生がいなければ、間違いなく今の僕はなかったと思います。これからも益々頑張っていただきたいと思います。

順天堂大学付属順天堂医院での外来診療は、毎週火曜日午前と木曜日午後です。

受診を希望の方は、こちら をご覧下さいね。

椎名先生のご栄転に伴い、当科の佐藤隆久先生が順天堂大学に移動することになりました。
佐藤隆久先生はこれまで当科の中核で働いてくれました。お疲れ様でした。そして有難うございました。

 佐藤先生は学生の頃から椎名先生を慕って東京大学消化器内科に入局しました。今回念願が叶い、椎名先生の右腕として働く機会を得ました。是非、頑張っていただきたいと思います。

先日、隆久先生の壮行会を行いました。場所は杏雲堂病院のすぐそばにある、周恩来元首相が日本留学時代に通った100年続く老舗の中華料理屋さん 漢陽楼 です。



隆久先生へ
周恩来元首相(日中国交正常化をはたした器の大きい政治家です)の名言より、はなむけの言葉とします。

第一に、「よく目を使うこと。」
第二に、「よく耳を使うこと。」
第三に、「よく口を動かすこと。」
第四に、「よく手を動かすこと。」
第五に、「よく足を動かすこと。」

苦しみを甘んじて受け、耐え忍んで強くなってきた人間こそ、この世で一番強い人間なのだ。

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