2014年9月7日日曜日

線路は続くよ どこまでも

みなさん、こんにちは!
いかがお過ごしですか?

先日訪れた奈良ホテルのロビーに、大正3年鉄道院(後の鉄道省)が所管する鉄道が描かれた路線図が展示されていました。台湾、南樺太、朝鮮半島と中国の連絡鉄道なども描かれていました。鉄ちゃんにとっては一級品の資料です。
驚愕するのは、大正3年にここまで鉄路が広がっていたことです。

まず1枚目、国際列車路線図です。日本からは釜山とウラジオストックが大陸への入口になっていたようです。東京から下関、釜山を経由してヨーロッパにつながります。大陸にある大きな湖はバイカル湖でしょうね。湖畔を汽車が走ります。

2枚目、ちょうど光が反射して見にくいあたりがモスクワですね。草原もしくは原生林、沼地、そのような車窓がずっと続いてやっとの思いでモスクワに着くんでしょうね。


3枚目、極東から来た国際列車の乗客は、モスクワからヨーロッパ各地に向かうことが出来ます。大正3年、鉄道黄金時代です。

4枚目、これは台湾です。すでに台湾ほぼ一周、鉄道があります。もちろん地形の問題もあるでしょうが、四国や九州が一部しか鉄道が無い時代に、です。

5枚目、樺太にも鉄道院管轄する鉄路がありました。


何時の日か、鉄道でヨーロッパを訪れたいと思います。

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