2009年4月28日火曜日

がん 最新治療&予防 に掲載

がん 最新治療&予防 全国名医307人 (角川SSコミュニケーションズ出版)に、当科の肝がん治療が掲載されました。

 今後も難治がんに挑んでいきます。

第39回肝癌症例検討会に参加して

4月25日土曜日、第39回肝癌症例検討会が行われました。

今回のテーマは”炎症性偽腫瘍”でした。全国から40例近い症例が集まり、一度にこれだけ多くの症例を経験できる機会は他にないでしょう。私どもの領域では胆管細胞癌との鑑別上重要な疾患です。画像と病理の比較も勉強になりました。

2009年4月20日月曜日

第6回東京肝疾患患者指導研究会に参加して

4月18日、慶応大学病院にて”第6回東京肝疾患患者指導研究会”が開催されました。

この研究会は、肝臓病教室などを介して患者さんに教育を行うことによって、患者さんのQOL(生活の質)をあげていこうとするものです。

 医師、看護師、薬剤師、栄養士、ソーシャルワーカーなど病院のスタッフが職域を超えて、協力し合って啓蒙運動に努めようと勉強しています。

 今回も100名を越える方々が集まりました。この輪が広がって少しでも患者さんの不安が解消されれることを願いました。

(次回は12月5日土曜日に開催予定です。肝臓に携わる医療従事者の参加をお待ちしております)



2009年4月19日日曜日

東大病院 肝がんキャンサーボード

4月14日火曜日 東大病院 肝がんキャンサーボードがあり、内科側から症例提示させていただきました。

この患者さんは、肝動脈塞栓術を繰り返していましたがコントロール困難となり当科紹介となりました。

術前のCTを提示します。赤マルのところが肝がんです。


 肝臓の真ん中に大きな腫瘍があり周囲にもガンが多発しています。3コースのインターフェロン併用5FU動注化学療法で、ほぼ消失しました(下の写真)。腫瘍マーカー(AFP)も4916から7まで低下しました。この患者さんは初発から11年生存中です。


 外科側の症例も、同様の治療法で門脈腫瘍塞栓が縮小して、当初、手術適応が無かった患者さんが手術可能となり切除できた例でした。

 内科と外科がコラボレーションして、難治がんに挑む 良い例です。今後も一人でも多くの患者さんを救っていきたいと思います。


2009年4月5日日曜日

新年度の始まりです。




肝臓内科・消化器内科のスタッフ

後列左から 山敷先生、佐藤新平先生、菅田先生

前列左から 佐藤隆久先生、小尾、元山先生



 皆様と私どもを繋ぐ架け橋の一つとしてこのblogを立ち上げました。宜しくお願いします。

東京の桜は見事に満開となりました。一年間の総力をこの瞬間に出し切っているようです。


東大病院 バス通りの桜です。満開です!


 さて4月の人事異動で大木隆正先生が三井記念病院に移動となりました。お疲れ様でした。
新たに東京大学消化器内科から佐藤隆久先生、帝京大学ちば総合医療センターより元山天佑先生が赴任されました。宜しくお願いします。
 
 新年度から診療科目の再編に伴い肝臓科から肝臓内科へ、消化器科から消化器内科となりました。 肝臓内科・消化器内科ともどもPutting patients firstで今後も頑張ります。