2009年8月31日月曜日

千代田区薬剤師会勉強会講演


8月21日金曜日

 千代田区薬剤師勉強会にて、肝がんの現状と問題点を佐藤隆久先生と小尾で講演させて頂きました。外来で分子標的薬であるネクサバールによる抗がん剤治療も始まったところでちょうど良いタイミングでした。
 現在の医療システムでは外来患者さんは院外処方となってしまいます。ひとたび処方箋を発行すると何処でどの薬剤師さんからもらっているのか、きちんと飲めているのか、副作用は大丈夫かなどが見えなくなってしまいます。また薬剤師さんも病院のカルテが無いのでこの患者さんがどのような病態か、合併症は何か、併用薬は何かなどが見えにくくなってしまいます。病院と調剤薬局の連携が今こそ必要です。まずはコミュニケーションをよくし共通の患者さんを診ているという認識で情報交換や情報共有していきたいと思います。早速先日の外来より薬剤師さん宛てに情報提供書を書きました。まだ全例とはいきませんが、必要度の高い順に一歩一歩踏み出します。
 当日、座長の労をお取りいただいた千代田区薬剤師会会長の広瀬先生には大変お世話になりました。この場を借りて感謝申し上げます。
 また協賛して頂いた味の素ファルマの皆様、ありがとうございました。


講演中の佐藤隆久先生

講演中の小尾


 講演終了後、ビールを飲んで喉の渇きを癒しました。佐藤隆久先生講演慰労会です。彼のお奨めの”ドイツビール フランツイスカーナー バーアンドグリル”に行きました。ヘーフェ ヴァイスビールに名物料理アイスバイン(豚すね肉の煮込み)とブレッツェル(パン)がとても美味しいです。

佐藤隆久先生、元山先生、小尾です。
佐藤新平先生は残念ながら当日、帝京市原に出張中でした。


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