1月26日火曜日 第487回甲府市内科医会が甲府古名屋ホテルにて開催されました。
今回座長は山梨県特別顧問の小俣政男先生、演者は山梨県立中央病院消化器内科の小嶋裕一郎先生と望月仁先生でした。
小嶋先生は「消化管腫瘍の内視鏡的治療の取り組み」というタイトルで、中央病院における内視鏡的粘膜下層剥離術をまとめられ発表しました。術者ならではのコツを随所に挿み臨場感がありました。
望月先生は、「肝胆膵疾患への新たな試み」というタイトルで講演されました。望月先生は、県立中央病院消化器内科の肝胆膵がんを一手に引き受けられています。特に胆管がんや膵臓がんで閉塞性黄疸(胆管が癌で狭窄もしくは閉塞してしまい黄疸が出る)を来たした患者さんの処置が見事です。高齢の患者さんでも安全に日常生活の質を落とさないように治療されています。
たとえ地方でもその道に精通した先生がいらっしゃるのは、患者さんにとって心強いです。座長の小俣先生が仰っていましたが、忙しい中でも自身の仕事をまとめて評価する謙虚な姿勢が大切で、結果として医療の質が向上し患者さんの役に立てるわけです。私どももお教えを肝に銘じて頑張りたいと思いました。
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