2011年6月15日水曜日

第43回肝癌症例検討会

6月4日土曜日


秋葉原にて第43回肝癌症例検討会が開催されました。今回のテーマは”細胆管細胞癌”です。


最近、細胞と胆管細胞の繋ぎ手であるヘリング管幹細胞が存在することが明らかになりました。細胆管細胞がんは、通常の肝細胞癌や胆管細胞癌とは異なり、このヘリング管細胞由来のがんとされています。


第5版原発性肝癌取扱い規約から、細胆管細胞癌は独立した疾患として提唱されています。


比較的稀な疾患なので、症例検討会のように各施設から症例を持ち寄って、その臨床像(画像、腫瘍マーカー、病理組織像、治療、予後)を明らかにして、いかに通常の肝細胞癌や胆管細胞癌と見分けるのか?知りたいところです。


内科医や外科医はもちろん放射線科医や病理診断医も集まって議論しました。

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