6月1日水曜日
創立記念日の企画として“がん講演会”が開催されました。
トップバッターとして、当科から佐藤新平先生が 難治がんに”ラジオ波”で挑む という講演を行いました。
他施設で断られた患者さん(頭蓋骨転移や頬骨転移、腎転移症例など)を 無痛ラジオ波 で見事に治療した患者さんを提示しました。講演会にいらっしゃった皆様に理解して頂けるように、心に響くように、患者さんの声も入れて、講演してくれました。理解を助け、笑いと感動の涙を誘うスライド作成を手伝ってくれたのは、当科のアイドル高木さんです(ありがとうね)。
佐藤新平先生は、2年前に当院に赴任してくれました。ラジオ波による悪性腫瘍の治療を専門としています。
ラジオ波焼灼療法の問題点の一つであった治療中の痛みを、麻酔科の先生と協力して上手くコントロールすることによって、安全かつ十分な治療を行っています(ラジオ波紹介のページ)。
佐藤先生の講演に続いて、当院婦人科の坂本先生が若年子宮頸がんの最近の治療戦略 PDTで治療することによって、妊娠や出産が可能というデータを示してくれました。
さらに がん研有明病院化学療法科・血液腫瘍科部 畠清彦先生 が “抗癌剤治療におけるチームと活性化”という内容で講演してくれました。がん研有明病院で、どういう問題点があって、どのように抗癌剤治療におけるチームが形成されていったのか、結果として抗がん剤治療がいかに安全に効果的に治療できたのかを、熱演してくれました。
このあとお向いさんの明治大学1階のパンセで懇親会が開催されました。
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