10月3日土曜日
第1回OTUKA肝癌栄養治療フォーラムが開催されました。肝臓は生産・分解・貯蔵を行っており代謝の中枢で栄養学とは密接な関係があります。当院でも入院患者さんの日々の食事をはじめ肝臓病教室の開催など栄養科との連携は欠かせません。
最近のこの分野でのトピックスはLate Evening Snack(LES) です。人間は朝昼晩三度の食事を摂りますが、どうしても晩御飯から朝御飯まで時間が空きます。例えば午後7時に夕食を食べるて朝御飯を朝7時とすると12時間空くわけです。夜間の空腹(飢餓)状態を夜食によって回避することで肝機能を改善でできるか?研究が進んでいます。
当院でもアミノレバンENを就寝前に内服することが、肝細胞癌治療後の合併症や自覚症状を改善するのか?患者さんにご協力をいただいて自主臨床研究を行っています。
栄養士さん・薬剤師さんなどと力を合わせ肝機能改善という難問に立ち向かって行きたいと思います。
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