連休中はどこに行っても混んでいますよね。今回の連休は子供の予定もあり、東京で過ごすことにしました。東京の名所や美術館は、人を見に行くようなものですよね。普段、仕事で慌ただしく人と接しているので何処か静かな場所がないかなあと考えていました。
約25年ぶりに尋ねました。
都心の雑踏を抜け多摩川を渡ると郊外の雰囲気に包まれます。しかも初夏のような五月晴れの中を、京王電車はグングン進み、僕たちをあの頃に連れて行ってくれます。
教養課程は2年間あるのに遂に一回も行かなかった高幡不動尊、25年後に訪れました。
高幡不動の五重塔です。不動尊は当たり前ですが撮影できません。
不動尊に長年のご無沙汰を詫びたあと、地元のケーキ屋さん PATISSERIE DU CHEF FUJIU に寄りました。当時はこんな気の利いたお店は無かったと思います。
連休でお店はとても賑わっていました。オーナーパティシエが若いスタッフを指導しながら一生懸命に店を切り盛りしていました。カッコいい歳のとりかたで憧れを感じました(お店のホームページ、Chef & Staff のページを是非みてください)。
店内にちょっとした食べるスペースがあったので、子供のころ大人の味を感じたサバランを頂きました。あの洋酒と甘みが浸みたスポンジに、子供心に西洋と大人への憧れを感じましたね。納得の一品でした。
多摩モノレール(空中散歩です)
そして多摩モノレールに乗り換え大塚(帝京大前)駅へ。「有り得ない!」は、3月まで一緒に働いていた元山天佑先生の口癖でしたが正に「有り得ない!」です。当時は廃車寸前のガタピシした京王バスが山道を右に左に揺れながら・・という雰囲気でしたが、モノレールは地上15m位から山や新興住宅街を跨ぐように進みます。ほんと、空中散歩気分です。
駅を降りるとそこには想像を絶する街がありました。
当時の面影を探すのが苦労するぐらい変化していました。帝京坂(大学へのアプローチ)もずいぶんモダンになりました。キャンパスは思った通り、一部の部活動中の学生以外誰も居ません。ガラガラ!連休中にこんな場所があるんですね。青空と開放的なキャンパス、とても爽やかです。
当時、第2食堂のカレーライスが180円で、僕のお昼の定番だったのですが、今の学食、外食産業とのコラボだって!時代ですね。
帰りは大塚(京王バス停)から、バスに揺られ聖蹟桜ヶ丘駅に向かいました。様変わりした聖蹟桜ヶ丘を眺めながらのランチでノスタルジックジャーニーは終了です。皆さんはいかがお過ごしでしたか?
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