2010年5月30日日曜日

理念(雑記)

5月4日火曜日

 八王子(教養課程)校舎の訪問で、気分は、すっかり学生時代です。今日は専門課程のあった北区十条(池袋の北側)に行きました。

 卒業と同時に母校を飛び出したので19年ぶりの訪問です。確か専門課程1年目(3年生)の時、赤羽線(池袋⇔赤羽)から埼京線に なりました。3年生まで、西荻窪から通っていたので、新宿駅乗り入れ、しかも池袋から新宿駅までノンストップになって、とても喜んだことを覚えています。


埼京線十条駅前広場です。



 十条駅前広場、この右奥に十条銀座があります。十条は下町の雰囲気ムンムンで、学生や若いカップルさらにお年寄りにも優しい街です。大きなスーパーが存在出来ない(実際閉店しました)活気ある昔ながらの商店街があります。

十条銀座です。


 十条銀座を、青春時代を思い出しながら歩きます。八王子は様変わりしていましたが、十条はほとんど昔のまま残っていました。学生の頃買ったお弁当屋さんやパン屋さん、大学帰りに寄った喫茶店や皆で騒いだ居酒屋やカラオケ屋、「そうそう、そうだったよね」と昔を思い出しながら10分も歩くと帝京大学病院につきます。

 着いて驚きました。昔の病院は跡形もなく新病院がそびえ建っています。

 古ぼけた病院は知らない間に、こんな立派な病院に生まれ変わっていました。昔、帝京高校とグランドがあった敷地も病院になっていました。高校は西側に移転したようです。

 病院も連休中なのでERを除けば、外来は静かで貸切状態です。守衛さんが周ってきたらきたら、「卒業生で見学に来ました」と答えようと思っていましたが、証明するものが何もありません。守衛さんに会わないように願いながらパシャパシャと写真を撮ってきました。




 綺麗で開放的(誰も待っていないからか)な待合です。外の緑は、石神井川沿いの桜並木です。借景としては最高ですね。設計が上手で感心しました。

 さらに医学部の校舎と研究室を建築中でした。

 この2日間、久しぶりに母校を訪ねて学生時代に戻れました。ホームページを見て、”建学の精神”を再認識しました。 「努力をすべての基とし、偏見を排し 幅広い知識を身につけ 、国際的視野に立って判断ができ、 実学を通して創造力および人間味豊かな 専門性ある人材の養成を目的とする 」とあります。確かに。こう、ありたいですね。

 さらに教育理念では”自分流”を身につけさせるとあります。

 ここでいう自分流とは、生き方の哲学そのもので、自分のなすべきこと、興味あることを見つけだし、自分の生まれ持った個性を最大限生かすべく知識や技術を習得し、それを自分の力として行動する。そしてその結果については自分自身が責任をもつことである。と。

 卒業して19年経ちましたが、原点に戻り考える絶好の機会でした。”自分流”を自己の理念として今後も努力したいと思いました。

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