帝京大学ちば総合医療センターでクルズスを行った後、第6回肝アンギオ研究会に参加しました。
この研究会は、首都圏で血管造影・肝動脈塞栓術を行っている内科医の勉強会です。
今年の2月より、肝動脈塞栓術の際に用いる”塞栓物質”に新たな仲間が加わりました。従来のジェルパート(多孔ゼラチン)に加え、ビーズと呼ばれる永久塞栓球物質が使えるようになりました。
今回は、血管塞栓用ビーズの初期使用経験と技術的工夫について有意義なディスカッションが交わされました。
まだ経過観察期間は短いですが、比較的安全に施行されたことや治療後の画像所見の変化が従来のゼラチンと異なること、さらに施行1か月後の画像所見で効果判定した方が良さそうであることがわかりました。
どのような腫瘍に最も効果を発揮するのか、注入(塞栓)の工夫、特に注入終了のポイントなど、これからさらに検討する必要がありそうです。
どのような腫瘍に最も効果を発揮するのか、注入(塞栓)の工夫、特に注入終了のポイントなど、これからさらに検討する必要がありそうです。
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