みなさん こんにちは!
いかがお過ごしですか?
先日、プライマリーケアの重要性 をお話しましたね。
今日は、プライマリーケアの重要性を再認識させられる患者さんと遭遇したお話です。
羽秋ウツ子(仮名)(75歳 女性)さんです。
C型慢性肝炎(F3) で通院中の患者さんです。
"F3" が分からないという、あなた。ここで 復習 しましょうね。
先日、1cmという、ちっちゃさで肝がんが見つかりました。
早速、ラジオ波焼灼療法にて、綺麗に治しました。
ここまでは、本邦では普通の経過(欧米を含め外国では奇跡のサイズ)です。
問題はここから始まりました。
ガンになったことは不幸ですが、ガンが早期に見つかり、綺麗に治ったので、まずはメデタシメデタシなのですが、どうも浮かない表情です。
「あれっ?どうしたの?」って感じです。
「はぁー、最近微熱があるんです。それと元気が無くて・・・、なんとなく食欲もないし・・・、体重も落ちました、はぁー・・・」てな感じです。
実際に診てみると、36.6℃、体重も-500gで何とも言えません。血圧や呼吸など変化はありませんでした。
ラジオ波焼灼術の合併症は、一通りチェックしましたが、特に問題ないようです。
どうしちゃったのかな? ガンになっちゃって、落ち込んじゃったのかな?
分かんない時は原点に帰れ!刑事ドラマでは現場に戻りますよね。僕らの場合は、患者さんに戻ります。
「羽秋さん、他に何か気付いたこと、ありますか?」とたずねました。
すると羽秋さん、「そういえば先生・・・・」ってヒントをくれたんです。
続きはまた明日ね。
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