2014年1月5日日曜日

音楽療法

みなさん、こんにちは。

いかがお過ごしですか?

 10数年ぶりという長いお正月休みも終わりますね。みんなさん、それぞれのお正月を楽しんだことと思います。

 今日、病棟を回診していると、弦楽四重奏の素敵な演奏が聴こえてきました。患者さんのご家族が音楽療法に携わっていることもあり、患者さんの希望が叶いました。


 音楽は、人の気持ちを表現しています。さらに聴く人によって、聴くときによっても違った表現が伝わってきますよね。

 音楽は人々の生活に密接に結び付き、さまざまな場面で私たちの感情とハーモニーを奏でてくれます。

 病院は、当たり前ですが、病んだ人たちが集う場所です。特に入院している場合、住み慣れた家を離れ、家族とも離れて、療養しています。不安になるでしょうし、寂しい思いもするかもしれません。病気によっては、痛かったり、怠かったり、苦しみもあるでしょう。

 もちろん薬や手術は直接的に、病を治してくれるでしょう。

さらにそこに音楽があったらどうでしょう。

音楽は、人の心を癒すことによって、病を治す手助けになると思います。


今朝のある病室の風景です。

 音楽療法 も研究が進んでいます。ただ音楽は人それぞれの好みがあると思いますし、その時の気分によっても、聴きたい音楽が違うと思います。時には自然の奏でる音も良いでしょうし、静寂もまた必要でしょう。

 聴きたいときに、聴きたい音があるのが理想ですかね。

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