いかがお過ごしですか?
お正月料理はたくさん味わいましたか?
杏雲堂病院 平成26年 元旦の朝食 です。
おかずは重箱に盛ってあります。箸置きは、長寿を象徴する亀です。
1月5日の昼食は、”干支寿司”です。お馬さんの太巻き
かわいいでしょ。栄養科の自信作です。
お正月は、御馳走を伴う酒席が多いですよね。楽しい反面、飽食時代の体には、負担がかかってしまいます。
そう、今日7日は、新しい年が明けてちょうど1週間目。食べたり飲んだりして疲れた体を癒し、一年の無病息災を願って ”七草粥” を食べる行事があります。
春の七草は、昔であれば田圃のあぜ道で摘めるような、里山の草花で構成されています。
覚えていますか?
セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロですよ。
せっかくですから、薬効も調べておきますね。
セリ 食欲増進作用があるとともに健胃薬としての薬効があります。
ナズナ ぺんぺん草ですね。
高血圧、解熱、利尿、便秘、肝臓病、吐血、血便、血尿、生理不順、下痢等に効能があるとされています。
ゴギョウ 咳や痰等、呼吸器症状に効果があるとされています。
ハコベラ 産後の浄血、催乳、肝臓病のむくみ 脚気に効果があります。
ホトケノザ 高血圧によいとされています。
スズナ 蕪ですね。腸を刺激して便通を促すとされています。
スズシロ 大根です。風邪の初期の発熱、吐き気や胃弱(胃アトニー)、二日酔い、消化促進などに、効能があります。
昔の人は田んぼのあぜ道で、これら里山の草花を採取して、自分の体を守ってきたんですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿