2014年1月7日火曜日

春の七草

みなさん、こんにちは。

いかがお過ごしですか?

お正月料理はたくさん味わいましたか?


杏雲堂病院 平成26年 元旦の朝食 です。
おかずは重箱に盛ってあります。箸置きは、長寿を象徴する亀です。



1月5日の昼食は、”干支寿司”です。お馬さんの太巻き
かわいいでしょ。栄養科の自信作です。

 お正月は、御馳走を伴う酒席が多いですよね。楽しい反面、飽食時代の体には、負担がかかってしまいます。

 そう、今日7日は、新しい年が明けてちょうど1週間目。食べたり飲んだりして疲れた体を癒し、一年の無病息災を願って ”七草粥” を食べる行事があります。



 春の七草は、昔であれば田圃のあぜ道で摘めるような、里山の草花で構成されています。

覚えていますか?

セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロですよ。

せっかくですから、薬効も調べておきますね。



セリ 食欲増進作用があるとともに健胃薬としての薬効があります。


 

ナズナ ぺんぺん草ですね。
高血圧、解熱、利尿、便秘、肝臓病、吐血、血便、血尿、生理不順、下痢等に効能があるとされています。

 


ゴギョウ 咳や痰等、呼吸器症状に効果があるとされています。



ハコベラ 産後の浄血、催乳、肝臓病のむくみ 脚気に効果があります。



ホトケノザ 高血圧によいとされています。




スズナ 蕪ですね。腸を刺激して便通を促すとされています。




スズシロ 大根です。風邪の初期の発熱、吐き気や胃弱(胃アトニー)、二日酔い、消化促進などに、効能があります。



 
 昔の人は田んぼのあぜ道で、これら里山の草花を採取して、自分の体を守ってきたんですね。

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