いかがお過ごしですか?
今日は ”心臓脂肪” のお話です。 昨晩、みんなの家庭の医学 という番組に、大学病院時代の先輩、佐田政隆先生(現、徳島大学循環器内科教授)が、出演されました。
心臓脂肪って聞き慣れないですよね。
心臓のイラストです。心臓の表面にある三本の赤い血管が冠動脈です。
心臓は休むことのできない筋肉です。心筋を養う血管が冠動脈です。
冠動脈が細くなれば、狭心症。詰まれば心筋梗塞です。
冠動脈の周囲に存在する黄色い組織が、心臓脂肪です。
心臓脂肪を構成する脂肪細胞が肥満して巨大化すると、体は心臓細胞を悪者とみなし、白血球の一種であるマクロファージで攻撃 します。
冠動脈の周囲に存在する心臓脂肪は、毛細血管を介して、マクロファージが脂肪細胞を溶かそうとして出す 「猛毒」 を冠動脈に送り込み、血管内部を 破壊 させます。
心臓脂肪は、「増えやすいが、減りやすい」 という特徴があります。
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